●ウォーレンバフェットが欲しいもの
世界第三位の大富豪、
ウォーレンバフェットは毎朝
普通のサラリーマンと同じように
出勤するそうです
自分のオフィスまでは車で5分
途中、マクドナルドに寄って朝食を買う
一日中職場にいて、定時に帰宅する
残業はしない
オフィスでは何をしているかというと
5,6時間は「読んでいる」というのです
日刊紙を5紙、雑誌、本、リポートなど
彼はそれだけで投資判断をして
世界第三位の大富豪となったのです
つまりウォーレンバフェットは
誰でも手に入れることのできる
公開情報だけでお金を儲けている
そんなバフェットさんでも
今一番欲しいものがあります
それは
「もっと速く読む能力」
だそうです
たしかに、これは大金を積んだからといって
手に入るものではありませんからね
世界の大富豪も欲しがる速読能力
みなさんもこの方法でゲットしてください
今まで速読が身につかなかったかた必見
左脳速読術
訳
それは3年か4年前。
僕がまだ小さかった頃。
父さんとケンカして、泣きながら階段を歩いていた時のこと。
それがケイトおばさんとの最初の出会いでした。
うつむいて前なんて見ずに家の外に出る。
ブレーキ音が聞こえてきて、誰かが僕の襟首を掴んで後ろに引っ張ったのはそれとほぼ同時。
ぼくは歩道にドスンと尻もちをついた。
見上げるとピカピカの黒い車に、「M.D」と書かれたプレート。
傘を振り回しながらドライバーに向かって叫ぶ。それがケイトおばさん。
「あんた人の命を救うことが仕事じゃないのかい、大先生よ?こんな可哀想に泣きながら道路を歩く子供も目に入らないのかい?それともその目ン玉はキ●ンタマなのかい?」
「するとわしのキ●ンタマは4つかい」
と、お医者さんは車の中でバツの悪そうな顔をしている。
自分の不注意だったこともあり、僕も幾分決まりの悪い表情になる。
歩道を歩く人達は立ち止まり、ケイトおばさんの大立ち回りにクスクスと笑う。
僕の住むマンションの管理人・ブッチもその場にいて、指をチッチとやって不注意だった僕を窘める。
そこにケイトおばさんが割って入り、ブッチにうなずいて見せる。
僕を家まで連れいくからあとは任せて、と。
「Yas’m」ブッチは言う。引き続き「Ysa’m」とその場にいる女性達に言って回った。
ケイトおばさんは僕を自分のマンションまで連れて行った。
ケイトおばさんは何も言わず、数匹の子猫と共に椅子に座らせる。
そして一杯のカップティーと、カッテージチーズをお皿に出してくれた。
「カッテージチーズには何を乗せたらよいですか?」
言葉を発したのは、すすり泣きを止めるためでもありました。
「何も塗らないわ。そのまま。毎日1皿食べるの。それからはい、オレンジもお食べ。クッキーとか飴ちゃんとかの甘いもの、それからもちもち系、インゲンとかのサヤマメ系は無いけれどもね。あなたにとってはあまり良くないものだから」
食文化の違いに、僕の目玉は翔び出していたに違いない。飛ぶんじゃないんです、翔ぶんです。
しかしながら僕は、その食文化の違いについて思春期特有の好奇心をぶつけたり、熱い議論を交わすといったことはしなかったのは、ケイトおばさんと知り合ってまさしく最初の日だったというのがあったのだと思う。
僕は、とにかく味も素っ気もないカッテージチーズを食べました。
でもサヤマメを好まない僕は、その1点についてはおばさんといいお酒が飲めるのだと思う。未成年だけど。
この日を境にして、僕とケイトおばさんとは仲良くなっていったのでした。
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本日の英単語
about the string beans:サヤマメについて
off and on:断続的に
i sure have:確実に持つ
argue:同意、共感
starchy stuff:もちもちした食べ物
snuffling:鼻をすする
cottage cheese:カッテージチーズ
along by the hand to:手で
Yas’m:Yes mon かな?
mop me up:引っ張る
shaking his finger at:指を振る
janitor:管理人
snicker:鼻で笑う
sheepish:内気な
sniveling:涙を流して泣く
Dr. Big Shot:人名?
in a heap:ドサッと
scruff:汚い
yank:ぐいっと引っ張る
brakes scream:ブレーキ音
plunged:急落下する
looney:頭のおかしい人
今日のポイント
「Yas’m」って、なに?
Yes Momの訛った感じかな?と予想。
that stopped me snuffling to ask~●●とは
直訳
それは止めさせた鼻をすすることを、~●●と尋ねることで。
A.「●●と尋ねることですすり泣きを誤魔化した」
B.「●●と尋ねることですすり泣きが止んだ」
くらいの解釈でいいんですかね。
だとすると、すすり泣きを止める意図があったかどうか、ちとわからんですね。
right that first dayとは
まさに最初の日?
原文
It was three or four years ago, when I was a little kid, and I came tearing down our stairs crying mad after some fight with Pop, that I first met Kate.
I plunged out of our door and into the street without looking.
At the same moment I heard brakes scream and felt someone yank me back by the scruff of my neck.
I got dropped in a heap on the sidewalk.
I looked up, and there was a shiny black car with M.D. plates and Kate waving her umbrella at the driver and shouting:
“Listen, Dr. Big Shot, whose life are you saving? Can’t you even watch out for a sniveling little kid crossing the street?”
The doctor looked pretty sheepish, and so did I.
A few people on the sidewalk stopped to watch and snicker at us.
Our janitor Butch was there,shaking his finger at me.
Kate nodded to him and told him she was taking me home to mop me up.
“Yas’m,” said Butch. He says “Yas’m” to all ladies.
Kate dragged me along by the hand to her apartment.
she didn’t say anything when we got there, just dumped me in a chair with a couple of kittens.
then she got me a cup of tea and a bowl of cottage cheese.
that stopped me snuffling to ask, “what do i put the cottage cheese on?”
“don’t put it on anything. just eat it. eat a bowl of it every day. here, have an orange, too.
but no cookies or candy, none of that sweet, starchy stuff.
and no string beans. they’re not good for you.”
my eyes must have popped, but i guess i knew right that first day that you don’t argue with kate.
i ate the cottage cheese—it doesn’t really have any taste anyway—and i sure have always agreed with her about the string beans.
off and on since then i’ve seen quite a lot of kate.