フランスはわたしが訪れた最初の国で、とてもたくさんの思い出があります。
センスのよいアート、歴史ある文化、雄大な景色、可愛いカフェテリア、絶妙なバランスの建築物などなど。
多くの人が、フランスと言えばパリのエッフェル塔や凱旋門を思い浮かべることでしょう。
しかしながら、フランスにはパリだけでなく、全国色んな所に文化的で洗練されたスポットがたくさんあるのはあまり知られていません。
本日は、フランスを訪れる前に知っておくべき10のポイントをお伝えします。
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目次
フランスは、パリだけじゃない
フランスにはたくさんのステキな町があります。
例えばリヨン、ビアリッツ、ニース。
パリから外に出ることをためらわないで、思い切って飛び出してみてください。
きっとたくさんのサプライズがあなたを迎えてくれるでしょう。
フランスの朝食は、あなたが想像しているものとは違うかも
フランスの朝ごはんと言へば、濃ゆーいブラックコーヒーとクロワッサンを思い浮かべる人もいるかと思います。
あなたがブラック企業の社畜だったり、ロマンティックなふいんき(←なぜか変換できない)を楽しみたいカップルであれば、そんな朝食が当てはまるときもあるでしょう。
しかしながらほんとのところ、フランスの朝食でよく見られるのはシリアル、パンにジャム、それにフルーツです。
あ、それでもあれ、あれです。
あの、大きくて固い岩のようなフランスパン、あれだけはみなさんのイメージ通り、真実です。
お昼の12くらいに町を歩けば、お昼用のフランスパンを抱えた人たちを目にすることができるでしょう。
フランス人は愛想が悪いわけではない
フランス人は基本的に無愛想と誤解されがちです。
しかしながら、それは彼らが英語をうまく話せず、コミュニケーション不足から生じる誤解なのです。
例えばレストランのウェイターも、最低限の英語は心得ています。
ですが、今日はどこにだれと行って何をしてどんな気持ちになったんだいわたしもまぜなさいよといった小気味よいトークを展開するほどの英語力は持ち合わせていません。
どこから来たの何を食べるのおいしかったですかわたしもまぜなさいよという程度しか会話ができず、それが「無愛想」と映ってしまうだけなのです。
フランスに興味を持ちましたならば、ぜひフランス語もお勉強してみてください。
結構いろんな物がメードインフランスではないし、フレンチでもない
「フレンチ」なイメージのものが世の中には意外とたくさんありますが、実は意外と「フレンチ」ではないです。
例えば、フレンチフライはベルギー生まれですし、フレンチトーストはオーストラリア生まれです。
ちなみに、フレンチトーストがフランスでなんと呼ばれているかしってますか?
「ローストブレッド」です。深くは聞かないでください。
あ、そうそう。「フレンチキス」でも失敗しないようにしてくださいね。
こちらも、みなさんが思っている意味とは、幾分異なっておりますから😁
フランス語は、難しい
これは事実です。多くのフランス人達も、単語のスペルをよく間違えます。
単語に男女の区別がある性別詞も、やっかいな文法項目のひとつです。
例えば、ワインは男性詞、かと思えばワインボトルは女性詞。
私、彼、彼ら、あなた達などの人称で動詞の語尾が変化するし、
過去、未来、現在などの時制でもさらに動詞は変化します。
んーとつまりは、がんばってくださいねってことです!
フランス人の女子たちが、毛深くて不潔というのはウソ
フランス人は品があって高貴、そして毛深くて体臭がキツめ。
この相容れない矛盾がどうして受け入れられているか理解し難いのですが、これは事実でないとわたしは断言できます。
私の経験上、アメリカやフィンランド人の方が毛深いですし、臭いもきついです。
フランス語には、相手の呼び方がいくつかあります
フランスでは、日本語と同様で会話をする相手によって呼びかけ方を変えます。
家族や恋人、親しい友人であれば「君」にあたる「Tu(テュ)」、初対面や目上の人に対しては「あなた」にあたる「Vous(ヴ)」を使い分けます。
そして先程も説明しましたが、「君」や「あなた」などの人称で、動詞も変化していきます。
んーとつまりは、お勉強がんばってくださいねってこと!
フランス人はナマケモノではない
フランス人は怠け者として知られていますが、週35時間以上働いてしまうと労働法にひっかかってしまうのです。
それでもフランスはイギリス、ドイツなどを追いかけてヨーロッパで4位の生産性を誇っています。
確かにフランス人は長い時間働きません。
しかしながらそれはナマケモノというわけではなく、賢くスマートに仕事をしているだけなんですよ😋
フランス人のお笑いセンスは高い
それはほんとうです。わたしも(大体の場合において)彼らのジョークには笑かされていますし、楽しんでもいます。
どこか冷めていて、時おり過激なジョークはどちらかというとイギリス人のそれを彷彿とさせます。
しかしながら、一部の、特にアメリカ人にとっては不快に感じるときもあるそうです。
郷に入っては郷に従え。
あまり固く考えずに、フランス人のジョークをエンジョイしましょう。
フランス人はプライドが高い
これも本当です。
ひどい目にあったり、困ったことがあって、相談することはまったく問題ありません。
しかしながら、そこで「フランスになんて来なければよかった」「パリはやっぱり治安が悪い」とフランスやパリを一括りにして否定してはいけません。
あなたをひどい目に合わせたのはフランスでもパリでもなく、ほんの一握りの「フランスにいた心無い人間」なのですから。
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